かぎ針の違い!

仲良しの患者さんと、

担当者にあげるウェディングラビット作成中。

 

 

職場に元々あった6号のかぎ針と、

私が100均で買った6号のかぎ針。

 

持ち手のついてる100均のもののほうが

やりやすいかなーと思ったのですが、

患者さんより、

「糸がうまくすくえない!」

 

慣れない形だからかな〜と思いつつ、

持ち手のついた6号のかぎ針を手芸店で購入、

比較してみました!

 

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上から、

元々職場にあった物

手芸店で買ったクローバーの物

100均の物。

 

 

微妙〜な差ですが、

編みやすさって変わってくるんですね〜

 

 

非常勤最終日!多職種がいる中でのOTの専門性

9月から非常勤で働かせてもらっていた、児童発達デイの最終出勤日でした。

 

来年度、常勤採用予定での非常勤採用だったはずが、

「他の人を常勤採用することになりましたので常勤採用無理です」

的な連絡が来て早2週間。

連絡がきたその日は悔しくて泣きまくりでした…苦笑

 

他の常勤スタッフからの話を聞く限り、私の能力は評価されていたみたいですが…?
(それも、聞く限りでは結構高評価!)

 

いずれ常勤になるつもりで一生懸命働いていたので悔しい限りです。

担当の子の成長をもう少し見守りたかったなあ…

 

 

非常勤で、初めて発達領域で働く中で、

臨床心理士さんや保育士、STさんがいて、

私なりに考えた児童発達デイでのOTの専門性。

 

他の職種とはここが違うかな、というところで

HPに以下のようにまとめていました。

 

 

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作業について

作業とは日常生活の中で行っているすべての活動のことを指します。 

その作業を遂行するために、人・環境・作業の相互作用であるという視点から捉えていきます。 

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作業を遂行するために、 

*作業分析と活動分析 

作業にはその作業に従事する人・個人の価値観や意味の持たせ方が

現れるといわれています。

対象となるお子さんが大切にしていること、目的にしていること、

感情の動き、動機づけ、考えていること、実現したいことなど、

作業について分析していきます。

 

さらに活動分析では、作業活動そのものを、 

  1. 活動の分解→②プロセスの分解→③要素の分解  

と分析をしていき、難易度の調整や課題の抽出を行います。 

 

*人の分析 

活動分析を行った上で各ステップ、プロセスについて、

各場面でどのような動作が行われているかを分析し、

身体機能、精神機能を含めて課題となるものを見つけていきます。 

 

環境分析 

環境の分析では、環境を“ひと・もの・ば・とき”の視点で、

「対象となる子供にその環境はどのように把握されているか」ということや、

環境が与えている影響を見ていきます。

お子さんに関わる私たちも環境の1つです。 

 

このような視点を持ち、対象となるお子さんと関わっていきます。 

 

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いろんな本を見ながら自分なりにまとめて気付いたことは、

人-環境-作業のモデルに作業遂行を加えた考え方が

私にとってベースとなる考え方みたいです。

 

 

ここを退職するのはさみしいですが、

自分のやりたいことを改めて見直す

いいきっかけになりそうな予感。

 

 

次に活かしていきましょー!

滑らない直線定規 ナノピタ

事務作業等、お仕事をしている
片麻痺の担当患者さん。


お仕事で定規を使うことがあるとのことでした。


その方は右片麻痺とは言っても、
運動機能は良くて感覚の悪い方。


そのため、左手で鉛筆を持って、
右手で定規を押さえることはできるけれど、
力の調整がうまくいかず、
定規を押さえる線がずれてしまっていました。


とりあえず試した方法は、
普通の定規の裏に、両面テープで滑り止めを貼る
という、至って普通〜の方法でした。


しばらくはそれで使ってもらっていたんですが…


先日、「滑り止め、剥がれちゃったんだよね。」
とのことでした。


ちょうど、子供用の便利グッズの載った本から、このようなものがあるのを知ったため、調べてみました。

Qスケール15
http://www.gomuq.com/qscale/

 

ただ、私の職場にお試しで使えるものはなく、
いきなり買うには、定規としては少しお高め…

 

他の方法ないかな〜と思いながら、
帰り道に寄った薬局で見つけたのが150円くらいの、

ナノピタ 直線定規 15cm
http://sonic-s.co.jp/pickup/4333


裏面に滑り止めがついていて、
滑りにくくなっています。


紙用の滑り止めと合わせると、
紙も定規も軽い力で押さえれば
線を引いても紙も定規も全く動きませんでした!


ただ、私の担当患者さんは
押さえる力が強すぎてしまう ため、
紙用の滑り止めと組み合わせると
力みすぎて、うまく線が引けませんでした。


紙用の滑り止めがない状態であれば、
紙が力の入り具合に合わせて机の上を
滑ってくれるため、ナノピタだけで
綺麗に線を引くことができていました!

お仕事でも試しに使ってもらいましたが、
使うことができたようです。


ただ、難点を挙げるとすれば、
ナノピタ15cmは幅が広くはないため
押さえにくいとのことでした。

試してはいませんが、
30cmのものは少し幅が広いため、
こちらのほうが良いかもしれません。


片麻痺の方で、机上に置いて紙を押さえることが
できる方であれば使えそうな定規です!


見た目は普通の定規なので、
仕事で使っても、学校で使っても
違和感はないですし、
何より安いので、試しやすいと思います。

 

 


備忘録も兼ねて。